戯言
朝起きて自分の無力さを恨み、現実から逃避する為に二度寝をし、睡魔が去り眠気も全く無くなり昼に起床してもまだ太陽を拝みたくなくてまた無理矢理目を閉じる。
することがあるから、半ば強引に身体を起こし寒空の下コートを羽織り外に出て色々と活動してみるも他人と話すのが億劫で素性も知らぬ店員にすら怯え震える
このままでは何も変わらないのにまた家に逃げ帰っては冷たい布団に潜り電気行火をあたためてはまた目を閉じる
冬休みなんて名目に託けてただの汚物製造機に成り下がるも、自分なんて役職に頼らなければただの糞野郎であるということを再認識して自己嫌悪に陥る。
時が来ればなるようにしかならないけれど、その“時”というのが人間全てに等しく、平等であることも恨みたくなる
どうしてこうも24時間というのは遅く、そしてはやいものなのだろうか ……
自分の脳が、精神が世界の時間に追い付いている気がしなくて、また今日も太陽に怯えてる。
実家だと枕のすぐ側に大きな窓があって、自宅に帰っても頭の上に大きな窓があって、普段からカーテンを閉め切っているけれど空気の入れ替えをしないわけにもいかないのでまた何とか太陽の光を浴びるわけだ。
疲れるねえ