精進と修行

映画飲酒ピアスホラーオカルトエログロナンセンスバンド活動くまモンが生き甲斐の熊本市中央区出身都内在住のグラフィックデザイナー今年は年女23歳でぇ~す

【ゾンビスクール!】観ました

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ゾンビスクール!観ました

https://filmarks.com/movies/60700

最高でした

V/H/Sシンドロームとアンフレンデッドの再鑑賞があいだに挟まっているけれども初見作品で数えるなら17年3本目。

 

PS3CAPCOMから発売されたゾンビゲーム「DEAD RISING」は野球バットに消火器、オボンや床磨きブラシに至るまで周りに転がるすべてのものを使って大量のゾンビを攻撃しつつ生存者を救っていくゲーム。

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その自由度の高さから面白いようにハマったものだが、某レビュアーの「学校にある様々なものを武器にして子供ゾンビと戦う」なんて一言に非常に惹かれ公開当初から気になっていた。その一言だけを楽しみに視聴したところ、それだけには留まらないコメディ風味を交えて気軽に観られる最高のショーだった!

 

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田舎町?の小学生が楽しみにしている学校給食のチキンナゲットにたまたまゾンビ・ウィルスが混入してしまい、パンデミックは急速に広がりたちまち小学校1つまるごとゾンビ化してしまうのだが、何故か教師(大人)と数人の生徒には感染しないので必死こいて脱出しなければ、という極めて単純明快なストーリーがわかりやすいだけでなく、メインの登場人物(小学校に勤める教師たち)全員の個性が強烈で更に全員がボケになれるので、観客は死の局面に立たされている主人公らを固唾を飲んで見守るより先についつい笑わされてしまう。というか、登場人物たちもこんなピンチにそんなふざけたこと抜かしてる場合か!(笑)。

 

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そんななか、王道っちゃ王道のアツいシーンや泣ける?シーンもあり、でもちゃんとそこにもコメディをはさんでくる。わたしの好きなメタ要素なんかも。数人でワイワイ笑いながら観られる作品だと思う。あと、ゾンビホラー?にしては女性がしっかりしているので観ていて不快感は無い。

 

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似たような作品に先述した「DEAD RISING」(ゲームは最近映画化された)(周りにあるものすべてを使ってゾンビと戦う)、

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「COME OUT AND PLAY」(邦;ザ・チャイルド)(謎の凶暴チルドレンが謎に襲ってくる!)があるのでテーマ自体は見慣れたものだが、この作品自体は飽和せず観られるはず。
ちなみにザ・チャイルドは同じ子供相手のサバイバルながら陰湿な雰囲気で、「子供を相手にすることに対する引け目」が大きく描かれていた気がするが、今回は「子供"ゾンビ"」なのでまあまあ許容、といった感じか。日本では映像化不可能かも!(勿論ゾンビとはいえもとは生徒なので、引け目を感じるシーンはあるにはある)

 

鑑賞後レヴューを書くために検索をかけたら監督リー・ワネル?!よく観たらそうやわ老けてたからかまったく気付かなかった(笑)ソウに続く氏のホラー・ムービーファンながらまったく気付かなかった!(笑)にわかだった。氏の作品は相変わらずサイコーだというヲチだった。

 

何も考えずに頭からっぽで観て楽しめる作品だと思うが、ゴア表現はわりと生々しいところは流石氏というところか。人は選ぶが、多少のゴア表現どんと来いという人には是非お勧めしたい!